わかる!シリーズ(2-1):感動商品をシステマティックに創造する方法
「WAKU LABO わかる!シリーズ」について
「WAKU LABO わかる!シリーズ」は、商品企画体系Neo P7 についてメソッド開発者・神田 範明(成城大学 名誉教授)が解説している、Neo P7 紹介動画(無料)です。
こちらは、動画の内容に沿ってブログ形式に編集した情報をお伝えしてまいります。
動画も併せてご覧になってみてください。
「WAKU LABO わかる!シリーズ」の動画は3つに分かれています。
第1回 :なぜ商品開発に失敗するのか?(約14分)
第2回 :開発に失敗しないためには(約11分)
第3回 :このようなプロセスでやってみよう(約20分)
ブログでは、「第1回 :なぜ商品開発に失敗するのか?(約14分)」を、5つに分けてお伝えしてきましたので、次に、「第2回:開発に失敗しないためには(約11分)」を4つに分けてお伝えしていきます。
2-1 感動商品をシステマティックに創造する方法
2-2 システマティックなやり方を行う
2-3 定性的手法と定量的手法を巧みに組み合わせる
2-4 究極は3つのポイントをおさえる
今回は、「2-1 感動商品をシステマティックに創造する方法」です。
次より、「科学的アプローチはなじまないと思われていた」、「成功の方程式を確立させた」の順にお話しします。
科学的アプローチはなじまないと思われていた
これはNeo P7の開発者である神田範明の実体験に基づいた話ですが、1990年代頃まで、 「商品企画=感覚、直観、ひらめきの世界」というのが常識でした。
1990年、日本の品質管理(QC)の総本山、(財)日本科学技術連盟(以下、日科技連と略します)で新たな手法開発を目指す動きが始まりました。この動きをきっかけに神田範明は、商品企画を科学的に行うという研究に取り掛かり始めました。
まず最初に、従来の成果がわかりそうな文献を求めて東京駅近くの「八重洲ブックセンター」に行きました。当時日本最大の書店で、最新の本が揃っていました。
「商品企画」のテーマで棚一つ分揃っていましたが、すべて、「企画書」に関する内容で、「企画書の書き方」「ヒット商品の企画書」「通る企画書」・・・・・・。つまりこの頃はまだ、商品企画≒通る企画書作りで、ひらめきや直感で商品企画が行われている時代でした。
もちろん(神田は)図書館の蔵書も調べ、海外の文献や関連する学会の情報も集めましたが、なるほど、と思うものは皆無でした。
参考:「商品企画システム化への道(1)昔は「商品企画」≒「企画書」だった?」
成功の方程式を確立させた
神田らの研究は、多数の現状ヒアリング調査を基に問題を洗い出したうえで、次の4つを目指し進められました。
- 安定して誰でも使える
- 企画最終段階での「提案の受容性」を数値化・客観化し意思決定に貢献する
- 新商品のアイデアを良質化し大量に生み出す手法を確立する
- 企画から技術へ橋渡しする、QFD(品質機能展開)に接続する
研究成果(新手法体系)を「商品企画七つ道具(P7)」と、神田らは命名しました。
※「商品企画七つ道具(P7)」を改良し、最新の商品企画のための手法体系として、神田範明は「Neo P7」を発表しました。
数々の事例が公表されるに従い、
① システマティックなやり方を行う
② 「定性的」な調査・発想手法と「定量的」な解析手法とを巧みに組み合わせる
ことが商品企画の「成功の方程式」である、という確信が産業界に広がりました。
参考:成功の方程式ができるまでの変遷は「商品企画システム化への道(2)~ついにP7公表へ!~」をご覧ください。
(つづく)
系統だった商品企画にご興味をお持ちになった方向けに、いくつかメニューをご用意していますので、ご活用ください。
- わかる!シリーズ(無料動画1、2、3)
- できる!シリーズ(WEB講座5回コース)
- がっちり!シリーズ(6ヶ月間・しっかり習得コース)*会場参加型とオンラインを同時併用開催 9/12~!
- 商品開発プロジェクト(貴方の会社の商品開発を完成させ、再現性のあるノウハウを内製化します)
すべてにおいてNeo P7という技術を用います。
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「WAKU LABO わかる!シリーズ」(無料動画)
「WAKU LABO わかる!シリーズ」(無料動画)
動画はこちらよりご覧いただけます。
「第1回 :なぜ商品開発に失敗するのか?(約14分)」を、5つに分けてブログで解説しています。順番にご覧ください。
1-1 商品企画体系Neo P7の紹介
1-2 商品開発の成功率が低い原因
1-3 ある日の相談風景(全編)
1-4 ある日の相談風景(後編)
1-5「売れない」理由と改良ポイント【まとめ】
「第2回:開発に失敗しないためには(約12分)」を、4つに分けてブログで解説しています。順番にご覧ください。
2-1 感動商品をシステマティックに創造する方法
2-2 システマティックなやり方を行う
2-3 定性的手法と定量的手法を巧みに組み合わせる
2-4 究極は3つのポイントをおさえる
「第3回:このようなプロセスでやってみよう(約20分)」の解説ブログもお楽しみに!
堀内香枝
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