感性(定性情報)を定量的に分析する
JMLAマーケティング解析士プロフェッショナル 感性』の位置づけ
下図は、当会(JMLA)のマーケティング資格講座体系です。
上図の中で、2012年1月に当会を設立した当初、最初に創設した資格講座が(現)『JMLAマーケティング解析士プロフェッショナル 感性』(旧:上級マーケティング解析士)です。
人の感性を定量化して事業戦略に活かす方法をお教えしている団体がなかったので立ち上げました。
「人の感性」は捉え方が幅広いのですがもともとの経緯は、「事業や企業の意思決定者の感性を戦略に投入する」ところから我々の感性分析は始まりました。20年以上の実績とノウハウを体系化し、誰でも学んで使えるようになることを目指して組み立てられた資格講座が『感性』です。
(参考「感性マーケティングとは」)
20年以上の実務を通して、事業や企業の意思決定者、社員、法人顧客、消費者、選挙の有権者、株主など対象となる「人」の幅を広げ、感性(定性情報)を定量化して分析し有益な結果を得るノウハウが、カリキュラムの中に凝縮されています。
定性調査というと少人数の意見を聴いて定性的にとりまとめる方法は従来からの方法で一般的に知られています。新しい方法に、ことばのデータサイエンス・テキストマイニング・テキストアナリティクスという大量の言葉を自動的に解析する専門の方法があります。テキストマイニングはコールセンターやお客様センターをはじめ企業独自のシステムと連携してカスタマイズシステムとして導入が進んでいます。
しかしながら、前者は定性情報は定性情報のままとりまとめて定量化しませんから、数値データを組み合わせて分析できません。後者は専門的でシステム化されているので誰でも容易に理解して扱うことはできません。誰でも容易に仕事で再現でき、ランニングコストも全くといっていいほどかからないのが『感性』 (JMLAマーケティング解析士プロフェッショナル 感性)です。
2日間12時間、パソコンでデータ分析を行い結果の読み取り、分析結果を戦略に活かすことを、自分で考え自分で取り組むことに主眼を置き、受講された後、業務で役立てられることを目指しています。
主な受講目的
- 自分の発想や社内ディスカッションのアイデアをまとめて企画提案をして受注できてはいるものの、より説得力を増す企画提案をしたい。
(制作職) - データ分析を精緻に行いたい。
(コンサルタント職) - マーケティング理論を使ってそこにどういうデータを入れればどういう分析ができて、広告のコンセプト設定につなげられるか、裏付けに基づいてロジカルに組み立てたい。
(企画職) - ブランド戦略をより進化させたい。
(グローバル・ブランド・リサーチ職) - 以前は販促や展示会の業務に従事していましたが、現在はシステム部門で運用保守を担当しています。会社の推奨講座に入っていたので、ずっと学びたいと思っていた本来の意味でのマーケティングを学びたいと思い受講しました。
(マネージャー職) - 戦略思考を身につけたい。
(ディレクター職)
受講生の声 一部紹介
また、長男も映像クリエイターなので受講させたいと思いました。
『JMLAマーケティング解析士プロフェッショナル 感性』を見る
堀内香枝
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