熱中症予防 夏休みを交替でとるこの時期、気をつけたい社員の体調管理
蒸し暑い日が続いていますね。
東京都心のひと月の平均気温(28.7℃)が、1875年の統計開始以来「最も暑い7月」になったと、8月1日、気象庁から発表されました。7月後半は、最高気温が8日連続35℃超えの猛暑日でした。
気合で乗り切れるレベルではないので、対策が必要ですね。そういうわけで、今回は、「熱中症対策」をテーマにすることにしました。
目次
ゼライスを、今年の暑い夏の朝食に取り入れています
今年の暑さに、なんとか負けずに乗り切りたい、良い方法はないものか?
ゼリーが食べたい!「ゼライス」と「缶詰のみかん」で作りました。
思い立った7月のある日をきっかけに、今年の夏は、毎朝の朝食の1品にすることが習慣になりました。
熱中症を引き起こす要因 ①環境 ②からだ ③行動
熱中症を引き起こす要因は、環境省の熱中症の基礎知識から引用させていただくと、次の3要因です。
思い当たる場合は、要注意です。
熱中症を引き起こす要因1 環境
- 気温が高い
- 湿度が高い
- 風が弱い
- 日差しが強い
- 閉め切った屋内
- エアコンの無い部屋
- 急に暑くなった日
- 熱波の襲来
熱中症を引き起こす要因2 からだ
- 高齢者、乳幼児、肥満の方
- 糖尿病や精神疾患といった持病
- 低栄養状態
- 下痢やインフルエンザの脱水状態
- 二日酔いや寝不足といった体調不良
熱中症を引き起こす要因3 行動
- 激しい筋肉運動、慣れない運動
- 長時間の屋外作業
- 水分補給できない状況
熱中症の症状 症状がすすむと・・・
熱中症になり症状がすすむと、とても仕事ができる身体ではなくなってしまいます。
熱中症の症状
厚生労働省の「熱中症を防ぐために知っておきたいこと 熱中症予防のための情報・資料サイト 熱中症の予防についてのリーフレット」より当会にてイラストを加工した図です。
自分自身を振り返って、あっ、あの時、熱中症だったかも、と、思い当たる方は、次の対策をチェックしてみてはいかがでしょうか。
熱中症になる前に予防しよう 暑さを避ける・水分補給
下の対策図も、上記と同様、厚生労働省のリーフレットから引用しています。
「暑さを避ける」「水分補給する」、自分が普段、やっていることが多く記載されていました。
熱中症に気をつけてやっていたことは合っていたんだと、少し安心しました。
あのとき、熱中症になっていたかも、と思い当たる方は、どうでしょう。
もしかしたら、何かに集中しすぎて、水分補給することを忘れてしまっていた!?というタイミングだった等、チェックしてみてはいかがでしょうか。
■熱中症予防:暑さを避ける!
■熱中症予防:こまめに水分を補給する!
職場の熱中症対策 STOP!熱中症クールワークキャンペーン
厚生労働省の同じサイトに、「職場の熱中症対策 STOP!熱中症クールワークキャンペーン」も掲載されています。
その最上部に「職場での熱中症により毎年約20人が亡くなり、約600人が4日以上仕事を休んでいます。」と明記されています。
夏季休暇をとるこの時期は、人員をやりくりしている上、熱中症で体調を崩す社員が出てしまうと、仕事が回らなくなってしまうことが懸念されます。
下図も引用ですが、社員の健康や体調管理に、「キャンペーン期間(5月~9月)にすべきこと」を活用してみてはいかがでしょうか。
職場の熱中症対策 キャンペーン期間(5月~9月)にすべきこと
Step1 に記載のある「暑さ指数」は、次をご覧ください。
暑さ指数(WBGT)の実況と予測
暑さ指数(WBGT)が28(厳重警戒)を超えると熱中症患者が著しく増加すると(環境省はグラフで示し)注意を呼びかけています。
■暑さ指数(WBGT)とは 暑さ指数(WBGT(湿球黒球温度):Wet Bulb Globe Temperature)は、熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案された指標です。単位は気温と同じ摂氏度(℃)で示されますが、その値は気温とは異なります。 暑さ指数(WBGT)は人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい ①湿度、 ②日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、 ③気温の3つを取り入れた指標です。 なお、当サイトにおいては気温との混同を避けるため、暑さ指数(WBGT)について単位の摂氏度(℃)を省略して記載しています。 環境省「暑さ指数(WBGT)について」
環境省「暑さ指数(WBGT)の実況と予測」で、「地点」を選択して、3時間ごとの暑さ指数を確認できます。「次の時刻」の暑さ指数を確認しながら、熱中症予防に役立ててはいかがでしょうか。
暑さ指数(WBGT)の実況と予測
外出する社員に、一言、気遣う言葉をかけてあげられる心のゆとりを、常に持っていたいですね。
地球環境や社会課題に取り組まれている企業様は多いですよね。
弊会の資格講座に参加される皆様も、社会課題に取り組まれています。
社会課題を事業として展開していくには、やはり、マーケティング力が必要になります。そのため、弊会(JMLA:日本マーケティング・リテラシー協会)のマーケティングの資格講座や、商品企画の資格講座を受講されています。
地球温暖化、脱炭素社会、エネルギー、循環型社会などの課題ごとに、制度や法律が年々変わります。それらの外部要因を分析しながら、自社のとるべき戦略を決めるためには、戦略的マーケティングの実践が不可欠です。
貴社・社員様の中で、これからリーダーを目指してほしい人財がいらっしゃいましたら、弊会(JMLA:日本マーケティング・リテラシー協会)の”戦略的マーケティングの実践【基礎】”を学ぶ、『JMLAベーシックパスポート』資格講座をお勧めします。
堀内香枝
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