紫陽花(アジサイ)の花色のような人のこころ

公開日:2020年06月09日最新更新日:2020年06月06日堀内香枝

アジサイの花色は土壌の影響を受ける

アジサイは、土壌が酸性かアルカリ性かによって、花の色が変わるものがあります。

青色の花だと土壌は酸性で、ピンク色の花だと土壌はアルカリ性です。

しかし、こんな単純ではなく、微妙な色のアジサイを見かけますよね。

アジサイの生産農家さんは、花の色がきれいに発色するように土や肥料を調整しているそうです。

人が何気なく商品を選ぶ深層心理

土壌の繊細な変化の影響を受けて、色を七変化させる様子から、アジサイの花言葉は、「移り気」というそう。

まさに、人のよう。

人は何気なく商品を選びますが、その背景には、人の感性というものが存在します。

その人が育った環境や置かれている状況、将来の目標など、その人がそれまでの人生を通じて影響を受けた総合判断から、商品を選択します。

さまざまな影響を受ける度に、その人の感性データは更新され、次の選択の機会では過去と違う基準で判断したりします。

まさに、人の感性は、世界に一つだけの花を咲かせる土壌です。

感性データを定量的に扱う効果

「感性データ」、一般的には「定性データ」といった方が解りやすいかもしれませんが、「定性データ」はそのままでは、「それはあなたの主観でしょう?」と議論の場に登場させてもらえません。

「定性データ」を定量化することで、ビジネスに絶大なる成果を生み出します。

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女性の感性を活かした調査設計や市場動向の分析により、お客さまの深層心理「感性」の解明を得意とします。コンサルティングファームで食品メーカー、外食産業、エステティック産業、通販企業、冠婚葬祭業、工作機械メーカーなど幅広い業種のマーケティング・コンサルティング業務を経験しました。これまで培った経験を元に、一般社団法人 日本マーケティング・リテラシー協会(JMLA)設立に参画し、感性マーケティング『マーケティング解析士』講座カリキュラム策定に携わりました。現在は、『マーケティング解析士』講座の講師活動を行っています。同時に、企業様のマーケティング課題解決のサポート活動を継続しています。