感性データをマーケティングに活用できる手法
感性情報を定量化する
マーケティングを遂行する中で、マーケティングデータの分析は欠かせません。
マーケティングデータの中でも消費者や顧客、お客様といった人にひもづいたデータ分析は必須です。
主に分析されているデータは、
・デモグラフィック変数(年齢や性別など人口統計変数)
・ジオグラフィック変数(住居、位置情報など地理的変数)
・ビヘイヴィア変数(アクセス履歴、購買履歴など行動変数)
でしょう。
当会では、上記3種の変数はベースととらえ、
サイコグラフィック変数(感性、価値観など心理的変数)を大事にしています。
このサイコグラフィック変数を軸に扱う『感性』という講座があります。
正式には、『JMLAマーケティング解析士プロフェッショナル 感性』という名称の講座です。
『感性』講座では、感性情報(感性データ)を数値に変換するワークから入ります。
人の感性を1,2,3・・・・といった数値に変換する方法をご理解いただくことは、=サイコグラフィック変数の扱い方をご理解いただくことと等しく、マーケティングデータ分析の範囲が広がり、課題解決の範囲が広がることや、原因究明の精度が高まることにもつながります。
定量データと定性データ(感性データ)を組み合わせる
感性データは、単体で効力を発揮するというよりは、定量データと組み合わせることで、強力に効力を発揮します。
例えば、Aという文房具がよく売れているとします。
販売個数や売上金額は、販売データから判ります。
「よく売れているな」
では、なぜそんなに売れるのでしょう。
理由を知りたいですよね。
販売データからでは理由は判りません。
「色がきれいだから売れたのでは?」などと推測しても、推測の域を出ません。
買ってくれたお客さんに購入理由を聴いたら、「人に褒められたから」という意見が多数出現しました。
するとどうでしょう。
単なる文房具としてだけではなく、ギフト商品としても訴求の可能性が広がります。
このように感性データは、定量データだけでは限界があったマーケティングの可能性を広げてくれます。
マーケティング戦略を立案する
感性データは、戦略立案に役立ちます。
誰に
↓
何を
↓
どのように
↓
どのような手順で
このステップは、戦略立案の骨格です。=体系です。
『感性』講座では、誰に→何を→どのように→どのような手順で、この体系に則り、感性分析を進める方法と手法を理解し、分析スキルを身につけることができます。
戦略立案の体系を学びながら、感性分析スキルを身につけることができる講座です。
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堀内香枝
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