★感性マーケティングブログ ★高校野球早稲田実業の清宮主将が、マーケッターに大切なことを思い出させてくれた
夏の高校野球、西東京大会の開会式において、早稲田実業の清宮主将が選手宣誓で、「私たちは野球を愛しています。」と話し合始めたそうです。そして続いて、「野球の神様に愛されるように、全力で戦うことを誓います。」と結んだそうです。
小林麻央さんが、夫の市川海老蔵さんに告げた「愛している」
アナウンサーであり、妻であり、母親であった小林麻央さんが、夫の歌舞伎役者市川海老蔵さんに告げた「愛しています」という言葉が強く印象に残っていたために、選手宣誓の言葉として選んだそうです。
全力で生きた人の言葉というのは、人々の心を揺さぶるのですね。
人は、人の死をそして生きることの大切さを、人の死によって始めて体感できるのです。清宮君も、一生懸命生きることの大切さを感じ取ったのでしょう。
感性の豊かな人なのですね。応援します。
マーケッターとして
翻って、マーケッターが一生懸命生きるというのはどのような姿でしょうか?
マーケティング知識を勉強することでしょうか。分析が的確に早くできることでしょうか。
もちろん、それらのことも重要です。
でも一番大切なのは、自分の仕事を愛することではないでしょうか。
自分の仕事を愛すると、何が可能になるのかというと、自分の生活や社会現象など身の回りに起きていることすべてが自分の仕事と関係があるのではと考えられる力が付くということです。
世の中の出来事には、理由があり、それを生み出した人々のニーズや考えが反映されているわけです。ですから、常に世の中の出来事の背景を理解しようとする洞察は大切なことなのです。その時に、直接関係がないように思えることでも、ある時突然自分の仕事と結びつくことが起きるのです。
スティーブジョブスも語っていた、「点と点は必ず結び付く」
かのスティーブジョブスも、「点と点は、先を見ながらは繋げない。点と点が将来繋がると、信じなければならない。」と言っています。
世の中の出来事は、所詮人々が生み出したものです。人々のニーズや隠れたニーズを理解し、自分の仕事に役立てることができれば、世の中の人の一歩先を歩けるではないですか。
優秀なマーケッターというのは、そのようにして、人々の隠れたニーズを理解し、『新しい価値』や『ビジネス機会』の創出ができる人なのではないでしょうか。
感性分析により成し得る『価値の創造』
そのようにして、身の回りの出来事を常にウォッチする習慣ができたら、色々な仮説が生まれたり、課題や問題の発見ができるはずです。
それらの仮説や、課題、問題を解き明かす手法が、『感性分析』です。
人々の感性価値を分析し、洞察性に優れた戦略を導き出すのには必須の分析手法です。
『感性マーケティング』に是非興味を持ってください。
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森田 広一
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