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JMLA 事務局 について

一般社団法人 日本マーケティング・リテラシー協会(JMLA)は、「マーケティング」および「商品開発/事業開発」において、人財育成(認定資格講座、企業研修)および企業様の事業支援・開発支援を行っています。また、商品開発/事業開発の系統的なメソッド「Neo P7」を用いて企業の社員様が自分たちで持続的に開発を実現できるようにするための内製化支援を行っています。

★感性マーケティングブログ★ 誰でもできる『感性マーケティング』!第12回

セグメントするとターゲットが狭まる

ある陶器メーカーさんから
「マーケティングの本を読んで、セグメンテーション、ターゲティングをしたけれど、どんどんターゲットが小さくなってしまう。
「実際のお客さんは、いろいろな地域から問い合わせがくるし、年齢もまちまちだし。
マーケティングをそのまま当てはめるとうまくいかないと感じている。」
という質問を受けたことがあります。

セグメンテーション(市場の細分化)の際、何(どのような変数)で細分化しますか?
地域や年齢でセグメント(細分化)して、
「どの地域からの注文が最も多いから特定の地域にターゲットを絞ろう」とか
「この年齢からの注文が最も多かったから特定の年齢にターゲットを絞ろうとすると」
どんどんターゲット(対象)の数が少なくなっていくのが想像できます。

セグメンテーションを考える変数は、下記のようにさまざまあります。

① 人口動態変数(Demographic Variables) : 年齢、性別、職業、所得、家族構成などの要素
② 地理的変数(Geographic Variables) : 国・地域・都市、気候などの要素
③ 行動変数(Behavioral Variables) : アクセス履歴、曜日・時間、購入履歴などの要素
④ 心理的変数(Psychographic Variables) : 価値観、ライフスタイルなどの“感性”に結びつく要素

①~③は主に「定量データ」で表されることが多いです。
④は主に「定性データ、感性データ」で表されます。

短絡的にはいえませんが、定量データ要素でセグメンテーションがうまくいかない場合は、定性データ、つまり、④心理的変数を試みると、新たな気づきが生まれる可能性が高いです。

同じような悩みをお持ちの方は、下までぜひお読みください。

「定量データ」と目に見えない消費者心理「感性」

「定量データ」と「定性データ」は下記のようにも分けられます。

何、いつ、どこで、といった情報は、購買履歴情報、アクセス履歴、財務情報など定量情報と呼ばれます。
※お金の数字や年齢の数字といった数字になっているもののみ定量だという定義もありますが、当会では、属性としてくくれる情報、履歴情報は定量情報と定義しています。

なぜ、どのようにといった情報は、人の気持ちや行動の内容、背景など定性情報と呼ばれます。

上図右側の「感性データ」の部分を、当会「日本マーケティング・リテラシー協会」は基軸に置き、「定量データ」×「感性データ」を掛け合わせて戦略の精度を高める感性分析メソッドをお伝えしています。

感性分析は、事業戦略立案やマーケティング課題解決、社内意見のとりまとめの際に役立ち成果を生みます。
人の感性を分析し、ビジネスに活かし成果を生む活動を、総称して『感性マーケティング』と、当会では定義しています。

ブランド醸成においても顧客を魅了する企業には、
〇 持続的に成長し、利益を上げていく合理的な側面と
〇 人の琴線に触れる、エモーショナル(感性的)な側面の
両面が必要で、エモーショナル(感性的)な側面に大きく影響を与えるのが、ブランド価値です。

新しい価値を見つける

セグメンテーションやターゲティングに、年齢や性別といった人の定量的な側面からではなく、人の欲求や価値観といった感性的な側面から捉えると、新たな気付きが得られるかもしれません。

例えば、ハンバーガーについて、外食(ハンバーガー店)のシチュエーションではなく、自宅でハンバーガーを食べることを例にします。

私はハンバーガーが好きで、ハンバーグを作って夕食で食べた日、少し多めに作ります。
翌朝、ハンバーガーにもできるし、冷凍しておけば別の食べたい日に電子レンジで温めればすぐに食べれるからです。

ハンバーグをハンバーガーにして食べたいと思ったときに、いつもパンに不満があります。

ハンバーガー用の丸いパンを手軽に買える店がないのです。
以前はスーパーでも売っていたのですが最近見当たらず、近くのパン屋にもありません。

しかたがないので、自宅で食べるときは、妥協できそうなパンで代用しています。
きっと私と同じことを思っている人は他にもいると思います。

こういうニーズがある程度のボリュームになると、新商品をつくれます。
パン屋やパン製造業から「総菜パン(具材が入って手を加えずに食べることが出きるパン)」と「トースト」だけでなく、その間の「自宅で手を加えるアレンジ用の丸パン」というジャンルが出てくれたら、もしかしたら一定のニーズがあるかもしれません。

最近のテレビ番組で町散歩をしながら食べ歩くという番組を見ていたら、中華まんを販売していた店が、
「中の具材を入れない皮だけを販売したら、売れたんですよ」
「自宅で好きな具材を挟める、という声をいただいています」
と、インタビューに答えていたのを見ました。

このように、年齢や性別、地域といった定量的な側面ではない、人の欲求や価値観といった感性的な側面からも、セグメンテーションを行うことが可能です。

当会では、人の感性ニーズから市場をセグメントするスキルを学べる講座を開催しています。
『マーケティング解析士 プロフェッショナル 感性』 『マーケティング解析士 プロフェッショナル アナリスト』の2講座です。

▶『マーケティング解析士 プロフェッショナル 感性』は、定量分析だけではなく、感性分析(定性分析)の可能性を理解し、自信を持って「定量×定性」データをマーケティングに活かせるようになります。

▶『マーケティング解析士 プロフェッショナル アナリスト』は、数字を扱うことに抵抗がなくなり、統計の基本的な目的を理解し、ユーザーニーズ(定量データ)を用いて市場セグメント分析を行えるようになります。

人の感性をビジネスに活用する有用性と、感性分析から戦略策定までのメソッドを学びたい方は、『マーケティング解析士 プロフェッショナル 感性』をお勧めします。
ユーザーニーズで市場セグメントを行う分析スキルを学びたい方は『マーケティング解析士 プロフェッショナル アナリスト』をお勧めします。

ソフトウェア型ロボットRPAとマーケティング

「AI」や「ロボット」という言葉が普段の会話の中で聞かれる。
中小企業でも、我が身のこととして捉え始めたところが多いでしょう。

特に「RPA」の導入は加速化しているようです。
しかし、RPAを導入した企業がすべてうまくいっているかというと、残念ながらそうではない企業や導入したら新たな課題が出てきてしまったという企業の方が多いように感じます。
今回は、その問題点と解決方法に関して考えてみたい。

RPA(Robotic Process Automation)導入に対する誤解

RPA(Robotic Process Automation)とは、これまで人間が行ってきた事務作業の一部を、ロボットを使って自動化する仕組みです。

AIと異なるのは判断を要する作業を行わない、定型業務やルーチンワーク業務を代替することです。

初めて目にした人からは、「すごい、早い、効率的だ。」などという言葉が発せられる。
そうなると「導入すればすぐに効果が出るだろう。」と期待してしまうのですが、そうは問屋が卸さない。
なぜならば、そこにはやはり人が絡んでくるからである。

ロボットに単純作業を代替してもらうことになった社員が直面するのは、「付加価値の高い業務を行いなさい。」という会社側の要望である。
しかし、それまで単純作業を強いられてきた人がいきなり高付加価値の作業などできるわけがない。
楽になって浮いた時間を、自分の作業を念入りに行うこと(時間をかけてやること)により、埋めてしまうのである。

つまり、減るはずの残業時間が減らない。生産効率は上がらない。
RPA導入費用だけが上積みされているという事態に陥るのである。

システム導入黎明期と同じ

この現象はかつてシステム導入の黎明期に同じように多く見られた。

「システムを導入しさえすれば上手くいく。」「なにしろ他社に遅れないように導入すればいいのだ。」などという風潮で導入する企業が多かった。
その結果どうなったかといえば、「導入したが役に立たない。」「どうやって使えばよいか分からない。」ひどいと「導入したが使っていない。」などという結果になったのである。

なぜそのようなことが起こったのだろうか?
それは、何のために導入し、導入後はどのような姿になっているのかという将来像(=目的)を描けていなかったからである。
RPAも同じである。

ロボット導入後の業務遂行の将来像を描き、人材の配置や、人材教育を前もって考え備えておかなければいけないということである。
つまり、「あるべき姿」を描けるかどうかが、ITツール導入の成否を分けることになります。

マーケティングは、「売れ続ける仕組み作り」

そこで、マーケティングの重要性を再認識します。
マーケティングは、企業や商品の「あるべき姿」を描き、その姿を実現するための「(売れ続けるための)仕組み作り」を行う業務です。

マーケティングを正しく理解し実行できる人材がいれば、ITツールの導入もスムーズにうまくできるというわけです。
社会の動きに惑わされたり、行き当たりばったりの成果を求めたり、部下や専任部署に丸投げするのではなく、組織として仕組み作りを大切にし成果を得るという考え方が重要だということです。

マーケティングというものは企業活動における「正しいやり方」を体系化したものです。
是非もう一度マーケティングのすばらしさを認識してください。

 

日本マーケティング・リテラシー協会・JMLAがご提供する3レベル8マーケティング資格講座

現在のお悩みに合致する講座を選択してください。

▶『感性(KANSEI)』資格講座 (『マーケティング解析士 プロフェッショナル 感性』)
自信を持って「定量+定性」データをマーケティングに活かせるようになります。

▶『ヒューマンコミュニケーション』資格講座 (『マーケティング解析士 プロフェッショナル ヒューマンコミュニケーション』)
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▶『アナリスト』資格講座 (『マーケティング解析士 プロフェッショナル アナリスト』)
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▶『商品企画士 プロフェッショナル』資格講座
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▶『JMLAベーシックパスポート』資格講座
マーケティング理論を「知識を持っている」から「使いこなせる」ようになります。

JMLA(日本マーケティング・リテラシー協会)では、「人の感性」をマーケティングに活用することに軸足を置き、学んだらすぐに実務に活用できる本質をお伝えすることをモットーに資格講座を企画運営しています。
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持続可能な社会とマーケティング

SDGs、大企業と浸透格差

SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。
エスディージーズと読みます。

大手企業、特にグローバル企業は、サプライチェーンまで含めて責任を持つのが世界の動きです。

そのため、投資に好影響を与えられるよう、SDGs(持続可能な開発目標)を非財務指標として経営計画組み込み、社会課題を解決することと、企業の利益を追求することを共存させ追求しています。

関東経産局の「中小企業のSDGs認知度・実態等調査」(2018年10月調査)によると、「SEGsについて全く知らない」の回答が84.2%という結果だったと発表されています。

残念ながら、大手企業と中小企業との間では浸透格差が生じています。

既存の取り組みが社会課題と関係していることに気付くことから

          -外務省ホームページ「持続可能な開発目標(SDGs)とは」より

SDGsのゴールには、
・貧困をなくそう
・飢餓をゼロに
・全ての人に健康と福祉を
・質の高い教育をみんなに
・ジェンダー平等を実現しよう
・働きがいも経済成長も
・住み続けられるまちづくりを
など17のゴール(グローバル目標)・169のターゲットから構成されています。

上記に挙げたゴールの中にも、中小企業がこれまで取り組んできた、という項目があるはずです。

SDGsグローバルゴールは、何も全く新しい活動ではなく、住みやすさ、働きやすさ、平和維持、環境維持といった地球持続可能な社会をつくる本質の活動なので、よく読むと人間として当たり前のことをしようよ、といっていることを理解できるでしょう。

マーケティングとの関わり

マーケティングとは、一言で言うと、利益を生む仕組みづくりです。

利益を出せば何をしてもよいかというと、世界が持続可能な社会を目指している今、環境に悪い影響のある商品で利益を出すことは社会が認めないでしょう。

反面、自分が買う場合、「環境に良い」だけの商品では買いませんね。
「自分が使うときに使いやすいか」「使った自分を想像して満足できるか」という使い手の基準も出てきます。

その”購入基準”は、何か1つの基準だけで購入を判断しているのではなく、いくつかの複数の基準が存在しますよね。
昔は複数の基準の中に、”環境”という基準が存在しませんでしたが、今は”環境に配慮しているかどうか”という基準も含まれている人が多くなっているといえます。

したがって、お客様が使うときに、
「自分が実現したいことを実現してくれる商品で、自分が使うことで持続可能な社会に貢献もできる」商品と、
「自分が実現したいことを実現してくれる商品だけれど、持続可能な社会に悪影響を及ぼす」商品と、
どちらがお客様に満足を与えることが出来るかというと、前者であることはいうまでもありません。

SDGsへの取り組みと、それらの取り組みを表現することは、マーケティング戦略上は、「付加価値」「差別化」「優位性」の提供といえます。

SDGs参考サイト

ピコ太郎さんの動画
ピコ太郎 × 外務省(SDGs)~PPAP~

JAPAN SDGs Action Platform(外務省)
SDGsとは?

国際連合広報センター(United Nations Information Centre)
持続可能な開発目標(SDGs)とは

「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」
日本語(外務省仮訳)

 

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長野久義、吉田沙保里らスポーツ選手に学ぶこと

最近、スポーツ選手のコメントで感心させられる言葉を多く見受けます。

野球界では、長野選手の「3連覇している強い広島カープに選んでいただけたことは選手冥利に尽きます。」という言葉。レスリングでは、引退した吉田元選手の「一番印象に残っているメダルは、優勝出来なかったリオオリンピックのメダル。」という言葉。

それぞれ意外だったけど、奥深いものを感じました。

両軍ファンの心を打つだけでなく、ビジネス社会に生きる人間にとっても大切な考え方

長野選手は、ジャイアンツ愛が人一倍強く、他球団の指名を二度も断ってジャイアンツに入団した人です。
そこまでして入団したジャイアンツを去ることになったことは、心の中ではかなりつらく傷ついたことだろうと推測されます。

しかし、そんなことはおくびにも出さず、広島カープへの感謝の言葉から始まるコメントを発信しました。

そして何より感心させられた言葉が、「なぜカープはあんなに強いのか、ずっと知りたかった。・・・新しい野球を勉強できるのは、本当に楽しみです。」という言葉です。

ビジネス社会においても、他社を寄せ付けない強さ(売上)を確保している会社は存在します。そのようなライバル会社に対しては、ややもすると「あそこの会社には勝てない。」「頑張っても無駄だ。」などという弱気の発言が発せられます。

「なぜ強いのか?」「何が優れているのか?」を本気で考えようとする人が少なくないのが現実ではないでしょうか。

しかし、長野選手は真正面から現実を受け止め、自分として「今、自分はどうすべきか、何を考えるべきか?」ということを真摯に考え、実行したのだと思います。

我々ビジネス社会に生きる人間にとっても大切な考え方ではないでしょうか。

「突き詰めた人」の強さ

一方吉田選手は、国民のだれもが知るレスリングで世界16連覇を達成し国民栄誉賞にも輝いた「霊長類最強」の人です。

そんな吉田選手が、一番印象に残るメダルを、「準優勝(=優勝できなかった)リオオリンピックのメダル」といったのです。

その理由は、「負けて初めて、負けた人の気持ちが分かった。」「負けて知ることができたことを思えば、私自身を成長させてくれたと思い出に残っています。」
ということでした。

ビジネス社会でも競合に勝つことも負けることもあります。
勝ったときはうれしいし、負ければ悔しさが残ります。

そして勝った時は、「あれがよかった。」「あそこが決め手だった。」などと振り返り、勝利に酔いしれますが、負けたときは、「負けたときはさっさと忘れて次だ次だ。」「あそこには負けてもしょうがない。」などと敗因を突き詰めないことが多いのではないでしょうか。

でも、負けた時こそ自社の至らない点、強みの欠如など改善すべきことが的確に掴めるはずなのです。
次の勝つためには、何を改善し、どのような強みを身につけるべきなのか。
このことを追求し続けなければ、勝ち残り、勝ち続けることは出来ないはずです。

初心の大切さを思い出しましょう。

「パスはどうやって放るかではない。いつ、どこに放るかだ。」

最後に、再びラグビーの平尾誠二さんのお話を持ち出して恐縮ですが、平尾さんは常々「パスはどのように放るかではない、いつ、どこに放るかなんです。」と言い続けていました。

マーケティングにおいても、「誰に(どのような人に)、何を(どのような価値を)」届けるのかということがとても重要です。
このことをおろそかにすると、商品が売れないだけでなく、どこかの会社のようにその広告に大きな批判が集まってしまうということにもなりかねません。

今回は、スポーツ選手の言葉から感じたことを書きましたが、他の職業の人でも、トップレベルの人の言葉には、いろいろと学ばせられる言葉が多いものです。
おごらず、謙虚に自分のやるべきことを真摯に「正しいやり方」で取り組むことが成功の近道でしょう。

マーケティングというものは企業活動における「正しいやり方」を体系化したものです。
是非もう一度マーケティングのすばらしさを認識してください。

ラグビーワールドカップ早く見たいですね!!

 

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デジタルネイティブ第2世代との付き合い方

今の若い子は?

「今の学生は確実に昔の学生と違うんですよ。
 じっくり考えない。
 答えをすぐ欲しがる。
 コミュニケーションがとれない。
 でも、それが今だから、そういう子たちに合う教育はどういうのが適切かなんだ。」
とある教育事業を展開している経営者の言葉である。

育った環境が違う

40歳の父親になっている知人が、息子さんとのおもしろい会話を話してくれた。
ちなみにこの父親は、デジタルマーケティング会社の社長である。

動画を見ていた息子さんに、
「レンタルビデオ店に行って借りてくれば」(父親)
「なんで店なんかに行くの?行って観たいのがなかったら無駄じゃない」(息子)
「レンタルビデオ店に“大人エリア”があるのを知ってる?」(父親)
「なに、それ・・」(息子)
「子供ながらにドキドキするんだよ、そういうのを経験しないなんて寂しいね。」(父親)
「先週末こんな会話を息子として、子供との感覚の違いに驚いたよ。」(父親)

インターネット黎明期のデジタルライフ環境に触れ、上場大手企業の研究所勤めから独立し、IT寵児として起業した父親。
一方、SNSや動画共有サイトのようなソーシャルメディアやクラウドサービスは普通にある進化系デジタルライフ環境で育った息子さん。

こんなデジタル親子ですら、ジェネレーションギャップを起こし価値観が違う。

コラボレーション感覚

今の若い人たちは、「答えをすぐ欲しがる」のではないと思う。
「答えがすぐ出る」のだ。
スピードが速いのだ。
昔は1つしかこなせない時間に、今は10も100も1000もこなす。
もちろん、すべてが瞬時に解決するわけではない。長期的に取り組む課題もある。

私も仕事でデジタル系の20代前半の人たちにお世話になっている。
彼らはとにかく仕事が速い。
だから、どんどん発想が先へ進む。

社内の若い社員を「今の若者はコミュニケーション力がない」と嘆くより、歩み寄りが必要かもしれない。
もっと楽しく考えるには、コラボ感覚がよいかもしれない。
コラボレーションによって業務改善や新しいものを生み出そう、というくらいの気持ちを持つと、コミュニケーションを楽しめるかもしれない。

 
JMLAでは、“人コミュニケーション”にフォーカスした『ヒューマンコミュニケーション』講座を開催しています。コミュニケーションにお悩みの方は、ご覧になってみてはいかがでしょうか。

▶『ヒューマンコミュニケーション』資格講座 (『マーケティング解析士 プロフェッショナル ヒューマンコミュニケーション』)
”きく力”(聞く・聴く・訊く)と”伝える力”を向上させ、積極的に自分の考えを人に伝えられるようになります。

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鼻毛なし男君からマーケティングの気づき

無くなって気づく

知人Aが、とある病気になりその薬の副作用で鼻毛がすべて抜けた。
下から鼻の穴をのぞくと、奥の肌が丸見えである。
(これは喉を傷めるな)

その状態で、Aは都心の街を普段と同じように仕事で出歩いていた。
案の定、数日後に通院中の医者から「肺炎になりかけていますよ」と。

鼻毛って大切だな~。鼻毛がほしいよ~。

初めての買い物

慌てて、マスクを買いにドラッグストアへ。

「マスクの種類ってこんなにあるんだ。」
真剣に裏の説明を見ながら探したのは初めて。
“就寝用”“10時間加湿”“のど潤す”(パッケージのコピー)
これよさそう、これにしよう。」

初回1箱買い、使い心地が良かったので、2回目は大量買い。
風呂に入るとき以外ほとんど24時間このマスクを着用しているようだ。

実は、マスク以外にもいろいろなものを買っていた。
喉あめ
喉スプレー
帽子
インナー(のどを守るハイネックタイプ)
鞄(両手があくリュックタイプ)

健康なときには買わないような買い物をして、気持ちがわくわくするようなちょっとした発見をしているそう。

帽子はスポーツ用品店で、店員の若いお姉さんに「かわいい、似合ってます!」と選んでもらった(そうだ。)(ほくそ笑んだのだろう。)

ユーザーニーズは連続なのに

このマスク、相当よい。

病院では、「この病気になったら鼻毛がなくなるから、マスクをしなさい」という忠告がなければ、当然「このマスクお奨めですよ」というアドバイスもない。

「マスク」も、病院内のコンビニは街のコンビニと同様の品揃えで、特段POPがついて推奨販売している様子はない。

と知人が洩らしていた。

医者や病院は専門の技術を提供し、マスクを販売するメーカーは高品質な商品を提供し、それぞれの立場で成り立っているので、文句を言っているわけではないが、患者の立場とすると、病気の治療と、それに合うマスクのニーズは連続している。

こんなところにも顧客視点のマーケティングが活かされるとよい。

2018年、今年の漢字は「災」でした。
みなさまはどのような一年でしたでしょうか。

私が漢字を一文字挙げるとしたら「縁」です。
さまざまな出会いからあるご縁をいただき、連携という形になりました。2019年に当会会員のみなさまにご案内する準備を進めています。

どうぞよいお年をお迎えください。

 

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『ペッパー君』8割が契約更改せず。当然の結果かな。

法人向けにレンタル提供されていた「ペッパー君」のレンタル契約期間が今年の10月から契約更改を迎えているそうだが、契約の更新を予定している企業はわずか15%にとどまっているそうだ。
日本企業のITツールに対する姿勢を表しているようで、当然の結果かと思う。

更新しない理由として「うまく活用できない」という声に代表される

「うまく活用できない」とは、何を意味するのか。

この言葉こそ、日本企業のITツールに対する認識・姿勢の表れだと感じる。

何か新しい、ツールやソフトが出てくると、周りに遅れじと導入するが使えずにそのツールは埋もれていく。

日本企業が昔、システムツールを導入したはいいが、どうやって使い何に役立てればよいかわからず、むだな投資をしたと、後悔していた時と何ら変わらぬ実態を見せつけられたようで、かなりがっかりです。

一方で「はま寿司」は、全店舗で受け付けに「ペッパー君」

回転寿司業界は、急激に店舗数を延ばしたが、人材不足やオンライン予約などの影響で、来店客の誘導という問題が大きな問題となっていた。

その受付・案内業務を一手にこなしてくれているのが「ペッパー君」だ。

年間レンタル費は、一見すると高額だが、通常のアルバイト時給に換算すると、わずか164円だそうだ。
つまり時給164円のアルバイトが、受付業務をオンライン予約も含めひとりで効率よくこなしてくれ、更には、英語と中国語ができ外国人にも対応してくれるというわけである。

お客様からも好評で、接触機会を増やしてほしいというご要望もあるくらいだそうである。

はま寿司では、独自の使い方で大成功を収めているということだ。

どんな画期的なツールであろうが、所詮は「便利な道具」

「うまく活用できない」ため、レンタル更新しない8割の企業と「はま寿司」では、何が違ったのだろうか。

それは、【導入の目的が明確だったかどうか。】ということに尽きるだろう。

多くの企業は、ソフトバンクが開発した最新のロボットだから、きっと何かの役に立つはずだという、非常にアバウトで目的不明確なまま導入したのであろう。

「きっと何かの役に立つはずだ。」と思ったけど、「結局何の役にも立たなかった。」ということであろう。当たり前の結果といえる。
目的が不明確なのに、とりあえずツールを導入してもしょうがない。

どんなに便利なITツールであろうが、目的に対して役に立たないのならば導入すべきではないし、目的に合ったツールを探すべきである。

まずは、戦略ありき、そのためのビジョン・目的が明確であるべき。
マーケティングの基本だ。

皆様、ゆめゆめ同じ轍を踏まないようにお気を付けください。

マーケティングというものは企業活動における基本です。
是非もう一度マーケティングのすばらしさを認識してください。

 

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マーケティングを身近に感じてもらう旅

徳島阿波おどり空港に到着しました

東京・羽田空港から約80分で、徳島阿波おどり空港に到着しました。
ロビーはすっかりクリスマスムードです。

感性に着目されたわけ

今回の研修講師のお声がけのきっかけは、

(商工会の方)「マーケティング理論を実施していたが理論と現実と乖離が生まれなかなか成果に結びつかず、何か良い方法はないかと探していたところ、『感性マーケティング』を知り、問い合わせしました。」

たいへん嬉しく思います。

(商工会の方)マーケティングを実践した中で悩んでいること
ターゲティングというけれど・・・
我々はさまざまなお客様にご購入いただいていて。
セグメンテーションすると、顧客が狭まってしまうし・・・
それでいいのだろうか・・・
いろいろ迷うことがあるんです。

地域活性化に欠かせない感性マーケティング

商工会からお知らせいただいた、「マーケティングによる経営力強化」というちょっと堅苦しい講演タイトルでしたが、『感性マーケティング』を話してほしいということでしたので、マーケティングをできるだけ身近に感じていただけるよう内容を工夫しました。

マーケティングを自分たちの地域の課題に置き換えて考えていただきやすいよう、日本人に親しみやすい言葉に置き換えてお伝えするよう努めました。

研修後、「頑張る勇気をもらった」などの感想をいただき、ホッとしました。

研修会概要
・研修会名 : 地域の課題解決経営者創出研修
・テ ー マ : 「マーケティングによる経営力強化」
・日   時 : 2018年12月7日 18:00~
・会   場 : 大麻町商工会館
・参加者  : 商工会若手経営者
・講演概要 :

 ~感性をマーケティングに活かし経営成果を生み出す秘訣~

 |マーケティングの目的
 |日本企業の強みと弱み
 |マーケティングの仕組みづくり
 |感性マーケティング
 |感性とは
 |事例
   本質価値の発見による売り上げ倍増
   見失っていた強みを再認識できV字回復
   コンセプトがしっかりした展示会の成果
   社員の感性を活かすと会社は元気になる
 |機能品質と知覚品質は組み合わせで考えよう
 |マーケティング・フレームワークと感性を切り離さない
 |成長発展し続けるために

 

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