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10年後、20年後に社会が求める人財とは
中学受験の人気校が、将来社会で求められる人材を映している?
近年の中学入試は、単に試験を突破する力だけでなく、学力、熱意、適正などの総合力が求められる試験が増えている。
2020年の大学入試改革をにらみ、中学受験にも影響が出始めているそうだ。
受験校に人気が集中していた一昔前と違って、一見のんびりとしたイメージを持たれている伝統のある「お坊ちゃま・お嬢さん」学校が、個性を尊重する探求型の教育方針に共感する親御さんに改めて支持されているという。
日本の教育大改革の背景にある変化とは?
答え合わせのための勉強ではなく、答えに至るまでの過程や考え方を重視する教育に大転換する時代になる。
2020年 大学入学共通テストがスタートする。
これまでのマークシート式(大学入試センター試験)から、記述式問題が導入され、英語評価には、「聞く」「読む」の他、「話す」「書く」が加わる。
学びに対して主体的に取り組むことで習得できる、自分で考える力や表現する力、判断する力が試される。
なぜこのような教育改革が必要なのか。
現在のビジネス環境は日進月歩の勢いで進んでいる。
グローバル化がますます進み
国内は少子化、労働人口の減少が進み
一方で国内の外国人人口は増加が見込まれている
テクノロジーが進化し
産業構造が大きく変わろうとしている
20年後、今の仕事の約半数がなくなるという予測もある
これまでの日本の教育では、変化の激しい時代を生き抜く資質・能力が育成できないためである。
ビジネスを創造するために 背景への洞察が大切
デジタル時代になり多量の履歴が瞬時に取得できるようになった。
AIを使うと簡単に将来を予測できる(と思ってしまう)。
しかし現実は違う。
多様な要素が複雑に絡み合う上、人間の思いが入り込む。
そういう流れの中で対応するするためには、本質、潮流、価値観といった、事象の背景への洞察が肝要である。
JMLAのマーケティング講座では、戦略立案メソッド学び、マーケティング戦略に必要な分析力、咀嚼力、発想力、戦略デザイン力を身につけることができます。講義+ワークショップ+発表を繰り返す過程で、主体的に取り組む意識、考える力、表現する力、判断する力が自ずと高まるカリキュラムで構成されています。
3月のマーケティング講座
▶『感性(KANSEI)』資格講座 (『マーケティング解析士 プロフェッショナル 感性』)
問題発見から、ターゲティング、誰に何を、どのように、どのような手順で戦略戦術を実行するか、「定量×感性」データを読み解き、自信を持って企業経営に活かせます。
▶『アナリスト』資格講座 (『マーケティング解析士 プロフェッショナル アナリスト』)
平均、標準偏差、有意確率をはじめ統計の目的を理解し、数字を扱うことに抵抗がなくなります。また、定量情報で取得したユーザーニーズで市場のセグメント分析を行うスキルを身につけることができます。
▶『セールス』資格講座 (『マーケティング解析士 プロフェッショナル セールス』)
B2Bセールスに課題をお持ちの方は、お勧めです。自信を持ってB2Bの営業戦略や販売計画を行うことができるようになります。
日本マーケティング・リテラシー協会・JMLAがご提供する3レベル8マーケティング資格講座
現在のお悩みに合致する講座を選択してください。
JMLA(日本マーケティング・リテラシー協会)では、「人の感性」をマーケティングに活用することに軸足を置き、学んだらすぐに実務に活用できる本質をお伝えすることをモットーに資格講座を企画運営しています。
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時代の変革とマーケティング力
大相撲の初場所は、関脇玉鷲の優勝となった。
遅咲きの力士の優勝に館内も暖かい空気に包まれていたようだ。
一方、解説を聞いていた時に時代の流れを感じる発言があった。
関脇貴景勝が大関に昇進できるかという問いに、「今の大関たちも長いから、新しい大関が誕生してよいのではないか。」というような内容を解説者が話したのだ。
相撲の世界も、時代とともに変化するのだなと感慨深く聞いていたところに、突然画面上にテロップが流れた。
「『嵐』活動休止。」
全然頭の中になかったことだったので驚いたのだが、なんか二つの世界で同じように時代の流れを感じる出来事が起きたようで偶然とはいえ、何か感慨深いものがあった。
この出来事を、我々ビジネス社会に生きる身として考えてみたい。
時代は変わり、世の中は変革する
時代の変革や環境の変化というものは、企業経営にも大きく影響を与える。
身近な例でいえば、猛暑になればエアコンや扇風機が売れる。寒くなれば、暖房機器が売れる。
という季節の影響もあれば、景気が良くなれば消費が活性化し、リーマンショックのようなことが起これば景気は冷える。
企業経営というものは、「自社の力」や「競合の動向」だけを見ていたのでは成り立たないということである。
「情報収集」と「3C分析」の大切さ
つまり、企業経営には『3C』の情報と分析力が必須のものだということである。
世の中やビジネス環境、顧客がどのように変化し、競合はどのような戦略を持ちどのようなことを考えているか、そして自社にはどのような力があり、どのような弱点があるのか。
それらを常に情報整理し、自社としてどのような道を歩むべきかという分析を行わなくてはいけないのである。
これらの『情報収集~分析~戦略策定』という一連のマーケティング活動を怠ると、企業の将来はなくなる。
一昔前のいわゆる「KKD経営」により、事業の衰退を招くということが起きるのだ。
そして、『情報収集~分析~戦略策定』というマーケティング活動は、常に行わなくてはいけない。つまり『PDCA』を回し続けなくてはいけないのだ。
まさにこれこそ経営者やリーダーに求められるマーケティング概念だと思う。
マーケティングを武器に、逃げずに突き進む
時代の変化や、環境の変化というものは企業経営にとって恐ろしいものとも言えます。
しかし、変化を乗り越える正しい考え方と実行力を日ごろから養っていればおそれるものではありません。
マーケティングという『売れ続ける仕組みづくり』を正しく学んで理解していれば、おのずから道は開けます。
今回、時代の流れを感じる出来事からマーケティングの重要性を語りましたが、
企業経営者にとっては、おごらず、謙虚に自分のやるべきことを真摯に「正しいやり方」で取り組むことが成功の近道でしょう。
マーケティングというものは企業活動における「正しいやり方」を体系化したものです。
是非もう一度マーケティングのすばらしさを認識してください。
もうすぐラグビーワールドカップですね!!
多くの外国人が日本を訪れます。皆さんの会社ではどんなビジネスチャンスがあるのでしょうか?!
3月のマーケティング講座
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★感性マーケティングブログ★ 誰でもできる『感性マーケティング』!第12回
セグメントするとターゲットが狭まる
ある陶器メーカーさんから
「マーケティングの本を読んで、セグメンテーション、ターゲティングをしたけれど、どんどんターゲットが小さくなってしまう。
「実際のお客さんは、いろいろな地域から問い合わせがくるし、年齢もまちまちだし。
マーケティングをそのまま当てはめるとうまくいかないと感じている。」
という質問を受けたことがあります。
セグメンテーション(市場の細分化)の際、何(どのような変数)で細分化しますか?
地域や年齢でセグメント(細分化)して、
「どの地域からの注文が最も多いから特定の地域にターゲットを絞ろう」とか
「この年齢からの注文が最も多かったから特定の年齢にターゲットを絞ろうとすると」
どんどんターゲット(対象)の数が少なくなっていくのが想像できます。
セグメンテーションを考える変数は、下記のようにさまざまあります。
① 人口動態変数(Demographic Variables) : 年齢、性別、職業、所得、家族構成などの要素
② 地理的変数(Geographic Variables) : 国・地域・都市、気候などの要素
③ 行動変数(Behavioral Variables) : アクセス履歴、曜日・時間、購入履歴などの要素
④ 心理的変数(Psychographic Variables) : 価値観、ライフスタイルなどの“感性”に結びつく要素
①~③は主に「定量データ」で表されることが多いです。
④は主に「定性データ、感性データ」で表されます。
短絡的にはいえませんが、定量データ要素でセグメンテーションがうまくいかない場合は、定性データ、つまり、④心理的変数を試みると、新たな気づきが生まれる可能性が高いです。
同じような悩みをお持ちの方は、下までぜひお読みください。
「定量データ」と目に見えない消費者心理「感性」
「定量データ」と「定性データ」は下記のようにも分けられます。
何、いつ、どこで、といった情報は、購買履歴情報、アクセス履歴、財務情報など定量情報と呼ばれます。
※お金の数字や年齢の数字といった数字になっているもののみ定量だという定義もありますが、当会では、属性としてくくれる情報、履歴情報は定量情報と定義しています。
なぜ、どのようにといった情報は、人の気持ちや行動の内容、背景など定性情報と呼ばれます。
上図右側の「感性データ」の部分を、当会「日本マーケティング・リテラシー協会」は基軸に置き、「定量データ」×「感性データ」を掛け合わせて戦略の精度を高める感性分析メソッドをお伝えしています。
感性分析は、事業戦略立案やマーケティング課題解決、社内意見のとりまとめの際に役立ち成果を生みます。
人の感性を分析し、ビジネスに活かし成果を生む活動を、総称して『感性マーケティング』と、当会では定義しています。
ブランド醸成においても顧客を魅了する企業には、
〇 持続的に成長し、利益を上げていく合理的な側面と
〇 人の琴線に触れる、エモーショナル(感性的)な側面の
両面が必要で、エモーショナル(感性的)な側面に大きく影響を与えるのが、ブランド価値です。
新しい価値を見つける
セグメンテーションやターゲティングに、年齢や性別といった人の定量的な側面からではなく、人の欲求や価値観といった感性的な側面から捉えると、新たな気付きが得られるかもしれません。
例えば、ハンバーガーについて、外食(ハンバーガー店)のシチュエーションではなく、自宅でハンバーガーを食べることを例にします。
私はハンバーガーが好きで、ハンバーグを作って夕食で食べた日、少し多めに作ります。
翌朝、ハンバーガーにもできるし、冷凍しておけば別の食べたい日に電子レンジで温めればすぐに食べれるからです。
ハンバーグをハンバーガーにして食べたいと思ったときに、いつもパンに不満があります。
ハンバーガー用の丸いパンを手軽に買える店がないのです。
以前はスーパーでも売っていたのですが最近見当たらず、近くのパン屋にもありません。
しかたがないので、自宅で食べるときは、妥協できそうなパンで代用しています。
きっと私と同じことを思っている人は他にもいると思います。
こういうニーズがある程度のボリュームになると、新商品をつくれます。
パン屋やパン製造業から「総菜パン(具材が入って手を加えずに食べることが出きるパン)」と「トースト」だけでなく、その間の「自宅で手を加えるアレンジ用の丸パン」というジャンルが出てくれたら、もしかしたら一定のニーズがあるかもしれません。
最近のテレビ番組で町散歩をしながら食べ歩くという番組を見ていたら、中華まんを販売していた店が、
「中の具材を入れない皮だけを販売したら、売れたんですよ」
「自宅で好きな具材を挟める、という声をいただいています」
と、インタビューに答えていたのを見ました。
このように、年齢や性別、地域といった定量的な側面ではない、人の欲求や価値観といった感性的な側面からも、セグメンテーションを行うことが可能です。
当会では、人の感性ニーズから市場をセグメントするスキルを学べる講座を開催しています。
『マーケティング解析士 プロフェッショナル 感性』 『マーケティング解析士 プロフェッショナル アナリスト』の2講座です。
▶『マーケティング解析士 プロフェッショナル 感性』は、定量分析だけではなく、感性分析(定性分析)の可能性を理解し、自信を持って「定量×定性」データをマーケティングに活かせるようになります。
▶『マーケティング解析士 プロフェッショナル アナリスト』は、数字を扱うことに抵抗がなくなり、統計の基本的な目的を理解し、ユーザーニーズ(定量データ)を用いて市場セグメント分析を行えるようになります。
人の感性をビジネスに活用する有用性と、感性分析から戦略策定までのメソッドを学びたい方は、『マーケティング解析士 プロフェッショナル 感性』をお勧めします。
ユーザーニーズで市場セグメントを行う分析スキルを学びたい方は『マーケティング解析士 プロフェッショナル アナリスト』をお勧めします。
ソフトウェア型ロボットRPAとマーケティング
「AI」や「ロボット」という言葉が普段の会話の中で聞かれる。
中小企業でも、我が身のこととして捉え始めたところが多いでしょう。
特に「RPA」の導入は加速化しているようです。
しかし、RPAを導入した企業がすべてうまくいっているかというと、残念ながらそうではない企業や導入したら新たな課題が出てきてしまったという企業の方が多いように感じます。
今回は、その問題点と解決方法に関して考えてみたい。
RPA(Robotic Process Automation)導入に対する誤解
RPA(Robotic Process Automation)とは、これまで人間が行ってきた事務作業の一部を、ロボットを使って自動化する仕組みです。
AIと異なるのは判断を要する作業を行わない、定型業務やルーチンワーク業務を代替することです。
初めて目にした人からは、「すごい、早い、効率的だ。」などという言葉が発せられる。
そうなると「導入すればすぐに効果が出るだろう。」と期待してしまうのですが、そうは問屋が卸さない。
なぜならば、そこにはやはり人が絡んでくるからである。
ロボットに単純作業を代替してもらうことになった社員が直面するのは、「付加価値の高い業務を行いなさい。」という会社側の要望である。
しかし、それまで単純作業を強いられてきた人がいきなり高付加価値の作業などできるわけがない。
楽になって浮いた時間を、自分の作業を念入りに行うこと(時間をかけてやること)により、埋めてしまうのである。
つまり、減るはずの残業時間が減らない。生産効率は上がらない。
RPA導入費用だけが上積みされているという事態に陥るのである。
システム導入黎明期と同じ
この現象はかつてシステム導入の黎明期に同じように多く見られた。
「システムを導入しさえすれば上手くいく。」「なにしろ他社に遅れないように導入すればいいのだ。」などという風潮で導入する企業が多かった。
その結果どうなったかといえば、「導入したが役に立たない。」「どうやって使えばよいか分からない。」ひどいと「導入したが使っていない。」などという結果になったのである。
なぜそのようなことが起こったのだろうか?
それは、何のために導入し、導入後はどのような姿になっているのかという将来像(=目的)を描けていなかったからである。
RPAも同じである。
ロボット導入後の業務遂行の将来像を描き、人材の配置や、人材教育を前もって考え備えておかなければいけないということである。
つまり、「あるべき姿」を描けるかどうかが、ITツール導入の成否を分けることになります。
マーケティングは、「売れ続ける仕組み作り」
そこで、マーケティングの重要性を再認識します。
マーケティングは、企業や商品の「あるべき姿」を描き、その姿を実現するための「(売れ続けるための)仕組み作り」を行う業務です。
マーケティングを正しく理解し実行できる人材がいれば、ITツールの導入もスムーズにうまくできるというわけです。
社会の動きに惑わされたり、行き当たりばったりの成果を求めたり、部下や専任部署に丸投げするのではなく、組織として仕組み作りを大切にし成果を得るという考え方が重要だということです。
マーケティングというものは企業活動における「正しいやり方」を体系化したものです。
是非もう一度マーケティングのすばらしさを認識してください。
日本マーケティング・リテラシー協会・JMLAがご提供する3レベル8マーケティング資格講座
現在のお悩みに合致する講座を選択してください。
▶『感性(KANSEI)』資格講座 (『マーケティング解析士 プロフェッショナル 感性』)
自信を持って「定量+定性」データをマーケティングに活かせるようになります。
▶『ヒューマンコミュニケーション』資格講座 (『マーケティング解析士 プロフェッショナル ヒューマンコミュニケーション』)
積極的に自分の考えを人に伝えられるようになります。
▶『アナリスト』資格講座 (『マーケティング解析士 プロフェッショナル アナリスト』)
数字を扱うことに抵抗がなくなり、定量分析を行えるようになります。
▶『セールス』資格講座 (『マーケティング解析士 プロフェッショナル セールス』)
自信を持ってB2Bの販売を行うことができるようになります。
▶『商品企画士 プロフェッショナル』資格講座
売れる商品を生み出せる確信を持てるようになります。
▶『JMLAベーシックパスポート』資格講座
マーケティング理論を「知識を持っている」から「使いこなせる」ようになります。
JMLA(日本マーケティング・リテラシー協会)では、「人の感性」をマーケティングに活用することに軸足を置き、学んだらすぐに実務に活用できる本質をお伝えすることをモットーに資格講座を企画運営しています。
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持続可能な社会とマーケティング
SDGs、大企業と浸透格差
SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。
エスディージーズと読みます。
大手企業、特にグローバル企業は、サプライチェーンまで含めて責任を持つのが世界の動きです。
そのため、投資に好影響を与えられるよう、SDGs(持続可能な開発目標)を非財務指標として経営計画組み込み、社会課題を解決することと、企業の利益を追求することを共存させ追求しています。
関東経産局の「中小企業のSDGs認知度・実態等調査」(2018年10月調査)によると、「SEGsについて全く知らない」の回答が84.2%という結果だったと発表されています。
残念ながら、大手企業と中小企業との間では浸透格差が生じています。
既存の取り組みが社会課題と関係していることに気付くことから
-外務省ホームページ「持続可能な開発目標(SDGs)とは」より–
SDGsのゴールには、
・貧困をなくそう
・飢餓をゼロに
・全ての人に健康と福祉を
・質の高い教育をみんなに
・ジェンダー平等を実現しよう
・働きがいも経済成長も
・住み続けられるまちづくりを
など17のゴール(グローバル目標)・169のターゲットから構成されています。
上記に挙げたゴールの中にも、中小企業がこれまで取り組んできた、という項目があるはずです。
SDGsグローバルゴールは、何も全く新しい活動ではなく、住みやすさ、働きやすさ、平和維持、環境維持といった地球持続可能な社会をつくる本質の活動なので、よく読むと人間として当たり前のことをしようよ、といっていることを理解できるでしょう。
マーケティングとの関わり
マーケティングとは、一言で言うと、利益を生む仕組みづくりです。
利益を出せば何をしてもよいかというと、世界が持続可能な社会を目指している今、環境に悪い影響のある商品で利益を出すことは社会が認めないでしょう。
反面、自分が買う場合、「環境に良い」だけの商品では買いませんね。
「自分が使うときに使いやすいか」「使った自分を想像して満足できるか」という使い手の基準も出てきます。
その”購入基準”は、何か1つの基準だけで購入を判断しているのではなく、いくつかの複数の基準が存在しますよね。
昔は複数の基準の中に、”環境”という基準が存在しませんでしたが、今は”環境に配慮しているかどうか”という基準も含まれている人が多くなっているといえます。
したがって、お客様が使うときに、
「自分が実現したいことを実現してくれる商品で、自分が使うことで持続可能な社会に貢献もできる」商品と、
「自分が実現したいことを実現してくれる商品だけれど、持続可能な社会に悪影響を及ぼす」商品と、
どちらがお客様に満足を与えることが出来るかというと、前者であることはいうまでもありません。
SDGsへの取り組みと、それらの取り組みを表現することは、マーケティング戦略上は、「付加価値」「差別化」「優位性」の提供といえます。
SDGs参考サイト
ピコ太郎さんの動画
ピコ太郎 × 外務省(SDGs)~PPAP~
JAPAN SDGs Action Platform(外務省)
SDGsとは?
国際連合広報センター(United Nations Information Centre)
持続可能な開発目標(SDGs)とは
「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」
日本語(外務省仮訳)
日本マーケティング・リテラシー協会・JMLAがご提供する3レベル8マーケティング資格講座
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自信を持って「定量+定性」データをマーケティングに活かせるようになります。
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▶『商品企画士 プロフェッショナル』資格講座
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▶『JMLAベーシックパスポート』資格講座
マーケティング理論を「知識を持っている」から「使いこなせる」ようになります。
JMLA(日本マーケティング・リテラシー協会)では、「人の感性」をマーケティングに活用することに軸足を置き、学んだらすぐに実務に活用できる本質をお伝えすることをモットーに資格講座を企画運営しています。
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長野久義、吉田沙保里らスポーツ選手に学ぶこと
最近、スポーツ選手のコメントで感心させられる言葉を多く見受けます。
野球界では、長野選手の「3連覇している強い広島カープに選んでいただけたことは選手冥利に尽きます。」という言葉。レスリングでは、引退した吉田元選手の「一番印象に残っているメダルは、優勝出来なかったリオオリンピックのメダル。」という言葉。
それぞれ意外だったけど、奥深いものを感じました。
両軍ファンの心を打つだけでなく、ビジネス社会に生きる人間にとっても大切な考え方
長野選手は、ジャイアンツ愛が人一倍強く、他球団の指名を二度も断ってジャイアンツに入団した人です。
そこまでして入団したジャイアンツを去ることになったことは、心の中ではかなりつらく傷ついたことだろうと推測されます。
しかし、そんなことはおくびにも出さず、広島カープへの感謝の言葉から始まるコメントを発信しました。
そして何より感心させられた言葉が、「なぜカープはあんなに強いのか、ずっと知りたかった。・・・新しい野球を勉強できるのは、本当に楽しみです。」という言葉です。
ビジネス社会においても、他社を寄せ付けない強さ(売上)を確保している会社は存在します。そのようなライバル会社に対しては、ややもすると「あそこの会社には勝てない。」「頑張っても無駄だ。」などという弱気の発言が発せられます。
「なぜ強いのか?」「何が優れているのか?」を本気で考えようとする人が少なくないのが現実ではないでしょうか。
しかし、長野選手は真正面から現実を受け止め、自分として「今、自分はどうすべきか、何を考えるべきか?」ということを真摯に考え、実行したのだと思います。
我々ビジネス社会に生きる人間にとっても大切な考え方ではないでしょうか。
「突き詰めた人」の強さ
一方吉田選手は、国民のだれもが知るレスリングで世界16連覇を達成し国民栄誉賞にも輝いた「霊長類最強」の人です。
そんな吉田選手が、一番印象に残るメダルを、「準優勝(=優勝できなかった)リオオリンピックのメダル」といったのです。
その理由は、「負けて初めて、負けた人の気持ちが分かった。」「負けて知ることができたことを思えば、私自身を成長させてくれたと思い出に残っています。」
ということでした。
ビジネス社会でも競合に勝つことも負けることもあります。
勝ったときはうれしいし、負ければ悔しさが残ります。
そして勝った時は、「あれがよかった。」「あそこが決め手だった。」などと振り返り、勝利に酔いしれますが、負けたときは、「負けたときはさっさと忘れて次だ次だ。」「あそこには負けてもしょうがない。」などと敗因を突き詰めないことが多いのではないでしょうか。
でも、負けた時こそ自社の至らない点、強みの欠如など改善すべきことが的確に掴めるはずなのです。
次の勝つためには、何を改善し、どのような強みを身につけるべきなのか。
このことを追求し続けなければ、勝ち残り、勝ち続けることは出来ないはずです。
初心の大切さを思い出しましょう。
「パスはどうやって放るかではない。いつ、どこに放るかだ。」
最後に、再びラグビーの平尾誠二さんのお話を持ち出して恐縮ですが、平尾さんは常々「パスはどのように放るかではない、いつ、どこに放るかなんです。」と言い続けていました。
マーケティングにおいても、「誰に(どのような人に)、何を(どのような価値を)」届けるのかということがとても重要です。
このことをおろそかにすると、商品が売れないだけでなく、どこかの会社のようにその広告に大きな批判が集まってしまうということにもなりかねません。
今回は、スポーツ選手の言葉から感じたことを書きましたが、他の職業の人でも、トップレベルの人の言葉には、いろいろと学ばせられる言葉が多いものです。
おごらず、謙虚に自分のやるべきことを真摯に「正しいやり方」で取り組むことが成功の近道でしょう。
マーケティングというものは企業活動における「正しいやり方」を体系化したものです。
是非もう一度マーケティングのすばらしさを認識してください。
ラグビーワールドカップ早く見たいですね!!
日本マーケティング・リテラシー協会・JMLAがご提供する3レベル8マーケティング資格講座
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