コロナウィルスとインスタントラーメン

公開日:2020年06月26日最新更新日:2020年06月25日JMLA 事務局

現在、インスタント袋麺の売れ行きが好調なのだそう。

一見すると、カップ麺の方が売上を伸ばしているのではと考えがちだが、実は袋麺の方が売上を伸ばしています。

そこには、コロナで生活様式や生活感を一変させた消費者心理が隠れています。

カップ麺に押されていた袋麺

ここ数年、売上を順調に伸ばしていたカップ麺に比べ、袋麺はじりじりと売上を落としてきました。

その理由は明白でしょう。

鍋を用意したり、具材を用意したりする手間がいらなく、簡便性を追及しているからです。

袋麺が見直された背景とは

コロナウィルスの拡大に伴い、人々はステイホームを続けました。

すると、必然的に料理をする機会が大幅に増えることとなります。

子供のいる家庭はもちろん、一人暮らしの人も、昼も夜も食事を作らなくてはいけなくなります。その手間や、心理的な負担は増えました。

しかし、時間はたっぷりあります。

ちょっとした+アルファの簡単な事なら「やってみよう」という気になります。または、子供たちと一緒に作ればその時間を楽しい時間に変えることができます。

アレンジの利く袋麺は重宝する、というコトに気がついたということでしょう。

しかも、コスパもよいし、選べばノンフライ麺もあり、身体によさそうです。

変化する消費者心理を常にウオッチし続けることが大切

時代の変化と顧客の変化により具体的なニーズは変化します。
このニーズの変化の見極めさえ間違えなければ、業績は維持し続けることができます。

そのためには、顧客のニーズを把握するリサーチや社会環境分析を怠らないことが大切です。そしてその結果を分析し、戦略化するマーケティング力を身に着けることも大事です。

「マーケティング」に興味を持ってみてはいかがですか。
必ずご自分のお仕事に活かされますよ。

 

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JMLA 事務局

一般社団法人 日本マーケティング・リテラシー協会(JMLA)は、「マーケティング」および「商品開発/事業開発」において、人財育成(認定資格講座、企業研修)および企業様の事業支援・開発支援を行っています。また、商品開発/事業開発の系統的なメソッド「Neo P7」を用いて企業の社員様が自分たちで持続的に開発を実現できるようにするための内製化支援を行っています。