コロナがもたらした働き方改革
現在、「コロナ」という言葉が聞こえないときはないというほどに、世界中の人間を困らせている状況ですね。
当初の楽観的予想は既に打ち破られ、次の冬にインフルエンザとの挟み撃ちさえ予測される非常に厳しい状態で、ワクチンの早期開発などを切に願うばかりです。
さて、今日はそんなコロナがもたらした不幸中の幸いともいえることに関して書きたいと思います。
働き方改革
それはとりもなおさず「働き方改革」です。
かなり前から働き方改革を求める意見や、実際に勤務形態を変える企業も出てきてはいましたが、実際のところは従前の働き方を継続していた企業が大多数を占めていたと思います。ところがコロナによって、半ば強制的に働き方改革を行わなわなくてはいけなくなり、慌てて対応をしているというのが実態でしょう。
しかし、「物は試し」で、やり始めてみると意外と効率的なことに気が付き始めているというのも正直なところでしょう。確かに会社でなくては対応できない業務もありますが、多くの企業の多くの業務は在宅勤務でも対応できるということを実感しているはずです。
思わぬ産物でしたが、ことは前向きに捉えましょう。
何故、今まで改革が進まなかったのか
では、何故今まで働き方改革の進み方が遅かったのでしょうか。
それは、人間という動物は未知のものに対する警戒心が強いからだと思います。
おかしな例ですが、温泉に入るニホンザルにしても、最初は入るサルはいなかったのが若い好奇心旺盛なサルが入ったことにより、群全体の習慣となったわけですよね。
しかし、現在のように社会環境が格段に速く変化する時代においては、新しいものや、新しい取り組みはいかに早く対応できるかということが企業の生死に影響を与えます。
取り越し苦労や、いらぬ心配により社会の変化に遅れることは避けたいものです。
正しい道を選択できる力は必要
とはいっても、何でもかんでも新しいことを取り入れればよいというわけではありません。自社の置かれたポジションやノウハウ・強味を把握しながら、顧客や社会が求めていることをマッチングさせ、その解決方法として必要なことを導入していくという姿勢が必要です。
自社を理解するため、顧客や社会が求めていることを理解するためには、やはりマーケティング力を高めなくてはいけません。
皆さまも「マーケティング」に興味を持ってみてはいかがですか。
必ずご自分のお仕事に活かされますよ。
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森田 広一
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