新事業に取り組む企業の方が利益が増加する⁈
社会環境の変化に追いつけるか
基幹産業(国の経済の基礎をなす産業)は時代とともに変貌してきました。
農林水産 ⇒ 鉄鋼 ⇒ 自動車 ⇒ 情報通信 ⇒ ・・・・
その他の多くの産業でも、社会の要請やビジネスの環境変化に適応する必要性に迫られ、その時代その時代で再編やリストラが行われました。
まさに今、激流の中で私たちはビジネスを模索している、といえるのではないでしょうか?
しかし、「仕事を根本から革新する」ことを、行動しながら考え学び実行する、という本質のことをどれだけの企業ができているでしょうか。
1勝9敗の恐怖
ICT(Information and Communication Technology:情報通信技術)が進化し、膨大な情報を収集することが容易になっているにもかかわらず、中小企業庁の調査によると、新商品開発や新事業開発に積極的に取り組む中小企業は2割程度で低いままです。
新事業に取り組まない理由の第1位は「必要な技術・ノウハウを持つ人材が不足している」で4割を超えています。
しかし、新事業に取り組む企業の方が、そうでない企業に比べ、経常利益率は増加しているのです。
「一勝九敗」という柳井氏(ユニクロ)の著書もあるくらい、新規事業の取り組みは心理的ハードルが高いのかもしれませんね。
新商品開発、新規事業開発は、大多数の企業にとって切実なニーズであるはずです。
取り組んでいる企業の方が利益率が高いのであれば、なおさら取り組むべきです。
でも、やり方がわからない、失敗するかもしれない、そんなネガティブな気持ちが行動にブレーキをかけているのでしょう。
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堀内香枝
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