社会福祉専門学校における現場に役立つ感性を磨く学習事例
本日は、学校法人 鶴嶺学園(神奈川県・平塚)が主催する特別講演会にお邪魔させていただきました。
同校は、葬祭・福祉・ウェディングのスペシャリストを育成する専門学校で、学生たちの卒業後の進路は、関連業界へほぼ100%就職します。
教育方針は、単に専門知識の習得だけを目指す教育機関ではなく、感性を磨き人間力を向上させる学習にも力を入れており、本日の講演会は、感性を磨く体験型学習に位置付けられている内容です。そのご紹介をしたいと思います。
〇講演会テーマ: 笑顔の連鎖 いのちの輝き
〇主催 : 学校法人 鶴嶺学園 神奈川県社会福祉専門学校
困難に直面したときの向き合い方
第一部
テーマ 「いのちのバトンタッチ」~大切な人をおくること~
講師 鈴木 中人 氏(特定非営利活動法人 いのちをバトンタッチする会 代表)
自身の娘が3歳で小児がんと宣告されてから、亡くなる6歳までの戦い
娘が亡くなった後の心の戦い
不安、無念、怒り、絶望、感謝・・・心境の変化
人が求める情報は時間軸で変化するもので、「相手の身になって」話すとはどういうことか、実体験を元に、気持ちの変化と求める情報の変化を具体的に伝えられました。
できるかできないかわからないなら、チャレンジしよう
第二部
テーマ 「笑顔の連鎖 いのちの輝き」~今、この一瞬を生きる~
講師 久光 重貴 選手(湘南ベルマーレフットサルクラブ選手・元フットサル日本代表)
31歳のとき、がんの告知を受け、37歳になった現在も抗がん剤治療を続けながら、フットサルの選手を続けている経験を通して、あきらめない大切さを語られました。
また、一人ではない、支えてくれる人がいること、自分と周囲の関わりを理解することについても伝えられました。
音楽で人の役に立つ
第三部
テーマ 「君に届くメッセージ」
講師 リトルキヨシ 氏(ミュージシャン)
演奏
♪ 花
♪ メッセージ
♪ アカツキノソラ
♪ 最後のバス
♪ 手をたたこう
同年代の売れ度合いが同じ程度のミュージシャンと演奏活動をすることで、価値観の共有や励ましあいができ、仕事のモチベーションが向上した、仲間の大切さに気付いた
福祉施設へ継続的に歌を歌いに行っていると、介護されている高齢者が癒されている、多忙な業務で疲れている職員の方々も癒されている、歌っている自分も癒されている
実体験を通して、仕事への意欲と音楽の魅力を語られました。
日本マーケティング・リテラシー協会(JMLA)では、マーケティングの現場で必須の”感性”マーケティング講座を開催しています。
▶『JMLAベーシックパスポート』資格講座
マーケティングのフレームワークを使いながら、課題が与えられ、必要な情報を考える、情報を分類する、仮説を出す、発表し伝える、プレゼンテーションをすることで考えをまとめるといったワークショップ中心型の内容で進めます。「本で読んで知識を持っている」から「現場で使いこなせる」ようになります。
特長は、”感性”分析の入門カリキュラムが組み込まれているので、世の中に散らばっている2種類の情報(定量データと感性データ)を扱う意識付けを自然と身につけることができます。
既に、マーケティングの基礎知識をお持ちの方は、下記の『マーケティング解析士 プロフェッショナル 感性』講座がお勧めです。
▶『感性(KANSEI)』資格講座 (『マーケティング解析士 プロフェッショナル 感性』)
自信を持って「定量×感性」データをマーケティングに活かせるようになります。
▶日本マーケティング・リテラシー協会(JMLA)では、マーケティング・サポートや教育ビジネスの事業開発支援も行っております。お気軽のご相談ください。
お問合せはこちらからお願いします。
JMLA 事務局
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