サステナビリティとマーケティングの関係
電気料金で支払っている再エネ発電賦課金
電気料金の内訳欄に記載されている、「再エネ発電賦課金(ふかきん)」(再生可能エネルギー発電促進賦課金)という項目はご存知でしたでしょうか。
・再エネ発電賦課金の計算
2.64円/kWh(2017年5月~2018年4月)
2.90円/kWh(2018年5月~2019年4月)
再エネ発電賦課金(円)=2.9(円)×使った電気量(kWh)
・再エネ発電賦課金とは
再生可能エネルギー発電を普及・拡大させることを目的に、電力会社が再生可能エネルギーを買い取る際の費用を消費者が負担するもの、と説明されています。
(ENECHANGE株式会社サイトの情報が解りやすいです。)
・再生可能エネルギーとは
太陽光・風力・水力・地熱・バイオマスといった自然界に常に存在するエネルギーで、資源が枯渇せず、発電や熱利用時に地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出量が少ない、繰り返し使えるエネルギ―。
私たちが支払っている「再エネ発電賦課金」は、日本のエネルギー自給率向上や、温室効果ガスの排出量削減に貢献しますし、SDGs(※)の「7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに」に該当する大切な行動といえます。
(※)SDGs(Sustainable Development Goals):
国連持続可能な開発目標(SDGs)は、2030年に向けた持続可能な開発に関する17の目標と169のターゲットを定めたもの
SDGsにはマーケティングに直結する目標がいくつも含まれている
SDGsの17の目標の中に、教育、働きがい、産業、技術、まちづくり、パートナーシップなど、マーケティング活動に直結する目標がいくつも含まれています。
普段のマーケティング活動を一生懸命頑張りましょうということですよね。
サステナビリティ=持続可能性という言葉からは、会社が持続可能である、ということは=「信頼される」「共感される」ブランドであることだといえます。
つまり、企業は、お客様を含めたステークホルダーとの不断の関係構築が大事なのだと再認識できます。
マーケティングとは、一言で表現すると、利益を生み出す仕組みづくりですので、その仕組みが「持続可能」であることが大事だということですね。
日本マーケティンング・リテラシー協会(JMLA)がご提供する3レベル8つのマーケティング資格講座は下記よりご確認いただけます。
『JMLAベーシックパスポート』はマーケティングの基本理論を使いこなせるようになる講座です。
「マーケティングとは」から基礎理論、マーケティング戦略を立案する基礎体系を学ぶ、マーケティングの基本知識と論理的思考力の習得を目指します。
ワークショップを中心としたカリキュラムにより、マーケティング戦略立案や実務でマーケティングの理論を使いこなせる実践力を身につけます。
人の感性を分析できるようになります。
定量データと感性(定性)データを組み合わせた分析の体系的なメソッドを学び、データ分析力+シナリオデザイン力を併せ持ったハイブリッド能力の習得を目指す、日本で唯一の感性マーケティング資格講座です。
▶人の感性をビジネスの各分野で活用できるスキルを身につける認定資格講座を開催しています。
・『セールス』・・・折衝力、セールスのプロセスを学びます。
・『アナリスト』・・数字を見極める感性を身につけます。
・『ヒューマンコミュニケーション』・・自分を知り、聞く・聴く・訊く、そして伝える力を向上させます。
・『商品企画士』・・右脳と左脳の組み合わせで失敗しない商品企画体系を学びます。
JMLA(日本マーケティング・リテラシー協会)では、「人間の感性」をマーケティングに活用することに軸足を置き、学んだらすぐに実務に活用できる本質をお伝えすることをモットーに資格講座を企画運営しています。
堀内香枝
最新記事 by 堀内香枝 (全て見る)
- 地域力の相乗効果!ー5つの顧客経験価値を充足させる地域イベントー - 2023年10月3日
- 熱中症予防 夏休みを交替でとるこの時期、気をつけたい社員の体調管理 - 2023年8月4日
- データ分析+肌感覚の組合わせ~冷っとする危機に気づき 顧客の大量離反を回避し V字回復に成功~ - 2023年7月9日